①Usability (使用性): 有効さ、効率及び利用者の満足度の度合い
②Effectiveness (有効さ):
利用者が、指定された目標を達成する上での正確さ及び完全さ
③Efficiency(効率):
利用者が、目標を達成する際に正確さと完全さに関連して費やした資源
④Satisfaction(満足度):
不快さのないこと、及び製品使用に対しての肯定的な態度
⑤Context of use(利用の状況):
利用者、仕事、装置、並びに製品が使用される物理的及び社会的環境
1 使用しやすさ:ユーザがそれをすぐ使い始められるよう、簡単に使用できるように
2 効率性:一度学習すれば、あとは高い生産性を上げられるよう、
効率的に使用できるもの
3 記憶しやすさ:ユーザがしばらくつかわなくても、また使うときにすぐ使えるよう覚え やすく
4 エラー:エラーの発生率を低くし、起こっても回復できるように。
致命的なエラーは起こってはならない
5 主観的満足度:
ユーザが個人的に満足できるよう、楽しく利用できなければならない
カラー
1 全体の色の明暗、コントラスト、視覚障害の方などターゲットユーザーにそれぞれ
配慮する
2 リンクと通常のテキストは違いを明確にする
(下線や色。リンクカラーはデフォルトの青がベスト)
3 目的(コンバージョン)へのリンクは大きめのボタンや配置、色合い等で明確にする
4 パッと見で見出しだと認識できるように色でアクセントを加える等、工夫する
5 背景に明度の低い色を使用しない(でも、#fffに#000はやりすぎっぽい)
6 配色による可読性の低下に気をつける
ユーザーインターフェース(操作性)
1 目的のないアニメーションやポップアップは自己満足
2 英語のみ、抽象的な単語のみで表現されたナビゲーションは避ける
3 オンマウスによるアクションは時としてユーザーを驚かせてしまう
4 縦に長すぎるメニューはメニューとして機能しない
5 階層が深く、マウスがずれただけで消えるドロップダウンメニューは控える
6 ユーザーはクリック一つにも過敏になっている可能性があることを考慮する
7 スクロールに応じて付いてくるコンテンツは基本的に目障りと考える
8 ページ推移が無い=便利とは限らない
9 クリックでなにか出来るなら、分かるように明示する
10 メインとなるナビゲーションはファーストビューで確認出来るよう配置する
11 クリックしにくいナビゲーションは無いも同然と考える
フォーム周り
1 入力項目の説明は一言で済ませる
2 住所と郵便番号の入力は特に大きなストレスを与えやすい
3 縦長のフォームに付き合うほどユーザーは親切ではない
4 何度も再入力をさせるバリデーションはストレス。正しい方法を提示する
5 項目数の多いselectメニューは選択しやすい工夫をする
6 チェックボックスやラジオボタンはクリックしやすい工夫をする
7 分割するのなら、現在位置が分かるようにパンくずやチャートを付ける
8 submitは「送信」なのか、「次へ」なのか、「確認する」なのか明確に
9 トラブル時のヘルプをすぐ近くに用意する
10 入力完了後のページにも気を配る。「有難う御座いました」だけでは勿体無い
11 装飾に凝り過ぎない
レイアウト
1 基本的に左から右へ見ていく事を想定する
2 ユーザーにとってそのコンテンツが本当に必要かを考える
3 ロゴは左上が基本で、TOPページへのリンクをする
4 ファーストビューには必要最低限で、且つ重要な項目を入れる
5 コンテンツ同士のスペースを適度に開ける
6 基本的にユーザーの多くはスクロールしない事を考慮する
7 連絡手段(電話番号、問い合わせ)、ヘルプは必ず目立たせる。
高齢者はすぐに探す傾向にある
8 難解な説明をする際は画像をうまく用いる
9 検索ボックスはわかり易い場所に設置する
10 ブランド名やロゴは常にファーストビューに入るよう配置する
11 似たようなコンテンツはグループ化して、アイコン等で視覚的にわかりやすくする
12 カラー、基本的なレイアウト、使用する画像のテイストは統一しないと
別のサイトと認識されてしまう
意識せず、直感的に構造が把握できるデザイン、レイアウトが理想
同じページへのリンクは1つである必要はない。
サムネイルがあるなら画像にもリンクを設置する
テキスト
1 基本的にユーザーは「ざっと読むだけ」である
2 基本的に結論を先に書く。(例えば商品の値段など)最後まで読むユーザーは多くはない
3 リーダビリティが向上するならテキストをグラフやチャートなどの画像にするのも手
4 フォントは気持ち大きめに、行間は詰めすぎず開けすぎず
5 フォントの種類を多用しない
6 難解な専門用語を使用しない。説明してもユーザーの混乱を招くだけ。
7 2,3段落の見出しを心がける。多い場合は目次を作るのも良い
8 見出しは簡潔に、最初の単語を重視し、宣伝的にしない
9 項目数が多い場合はリストを使い、「リスト」であることをわかりやすくする
10 本文のテキストには基本的に余計な装飾をしない(css3でtext-shadowなど)
11 重要な文章は太文字にハイライトも利用すると視認性が増す
12 サイズの変更が出来るスクリプトを導入するならボタンをわかりやすく明示する